天気予報は着いた日から連続７日くらいずーっと雨というえげつない内容。ちなみに日本へのフライトは９日目。でもそんなの当たらないっしょ。晴れるっしょ。
そう信じて眠りにつき、迎えた翌朝。
・・ま、今日の所はとりあえず雨なんだね。
しかも結構降ってるんだね。

雨のスコーミッシュについて詳しくリポートしてるサイトはそう多く無いと思うから、ここで敢えて特集するのもありかもね。
そんなわけで２日目は大人しくバンクーバーのジムに行ってみる事にした。
昨日走った道を南下してバンクーバーの中心地へ。
まずは腹ごしらえ！さすが魚介が美味しいね！

うーん、綺麗な街なのはいいんだけど、心無しか晴れてるように思うのは気のせい？

まあせっかく来たし登って行こう。海外のジムはなにげに初だ。郊外にあるボルダージムHiveの駐車場はベースキャンプより広く、そして満車！

広さはあるけど、ごく普通のジムといった感じ。壁の形状や課題の質も平凡、という印象だった。スコーミッシュから60kmものドライブをしてここまで来るよりは、濡れた岩を登ってるほうがいいかもしれないな。

その夜もホテルで天気予報を見ながら悶々とする。明日は・・・・ヤバイ。大雨警報だ。
翌朝、ゆっくり起きて朝ご飯をとってから、ウィンドウショッピングでも楽しもうと、朝９時のオープンに合わせてギアショップ「VALHALLA PURE」に行ってみた。店には私たちが持っていない2012年版の新しいトポがある。
それをぱらぱらめくってみていると・・・・ん？
「　あ　め　で　も　の　ぼ　れ　る　」・・？
どうもそこは上部のハングのせいでシビアな雨が降ってても結構登れるというのだ。
私たちのトポにはそこ「CHEAKAMUS CANYON」というエリアは載っていないので、店でその新しいトポを買い、早速出かけてみることにした。

トポに記された通り、ウィスラー方面へ25kmほど走ると迷う事無くCHEAKAMUS CANYONに到着した。日本の感覚からすると岩場のアプローチは本当に分かりやすい。どこも立派な看板が出ているし、踏み跡も登山道並みに明瞭だからかえって「これは観光客用のやつだ」と勘違いしてしまうほどだ。クライミングがさぞかしポピュラーなのだろう。

これまた巨大（だけどびしょぬれ）な壁のオンパレードの中をずぶ濡れになりながら歩いて行くと、The Circusという岩に辿り着いた。なんと・・・乾いている・・！奇跡だ。
ここでどんどん強さを増す豪雨の中、半日も登れてしまった。しかも後から地元クライマーが続々集まってきて、ごくわずかな濡れないスペースがぎゅうぎゅう詰めになる有様。
こんな日に外岩くるなんて、みんなどうかしてるぜ！
pecomaはこの日きっちり5.11cをOS！来て良かったね！！

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