井戸ノ壁に跳ね返される
森に入ってからすぐに井戸ノ壁と言われる急坂にぶつかります。
先行パーティーたちが一生懸命登っているのも見えました。
最初はシールでなんとか登ってたけど、途中でシールが効かずアレレーって思ってたら10mぐらい滑って木にぶつかって止まりました。
駄目だこりゃってことでスキーは担いでつぼ足。
既に雪は緩み膝ラッセルだけど、シールでもがくよりはいい。
振り返ると上越のマッターホルンが!
標高は低いので、ここら辺から見ないと他の山に埋もれちゃう。
井戸ノ壁を登りきると皆さん休憩中。
よく見るとみんなクトー着けてるじゃん。
だから登れるのね。ま、つぼ足直登の方が早い気がするけど。
井戸ノ壁で10人ぐらい抜いた。
井戸ノ壁から上は緩やか。
シール歩行で快適に登れます。
この頃には日差しが暑くなり、雪も急速に腐っていくのがわかる。
天狗岩と同じぐらい標高まで上がりました。
先行パーティーはあと10人ぐらいかな。
荷物が軽い(みんな結構大きなザックだったけど何が入っているのだろう)のでどんどん抜いていく。