おねのむこうADVANCE

2013年 7月20〜21日 甲斐駒ケ岳赤石沢Aフランケスーパー赤蜘蛛

ノーズへの道。

 今年9月にヨセミテ、エルキャピタンの超人気ルート「The Nose」をやることになった。それに向け冬シーズンがあけてからは沢になど目もくれず、ひたすら花崗岩やビッグウォールを見据えたトレーニングに勤しんで来た。そして今回は、昨年のヨセミテ帰国後からずっと行きたいと思っていた「日本のヨセミテ」ならぬスーパー赤蜘蛛に、練習も兼ねて行く事になった。憧れのスーパークラックにチームフリーは叶うのか!?

01.jpg7月19日夜、天下の大都市「渋谷」に集合して甲斐駒ケ岳の竹宇神社へ向け出発!メンバーは同人青鬼The Nose支部所属のちっぺ、ペコマ、takaの3人だ。takaは「渋谷コエー」と終始びびりまくりだったぞ。そんなんで大丈夫かチームフリー!?


02.JPG何とか日付が変わる頃には駐車場に到着し就寝。睡眠時間3時間ほどで暗いうちから出発だ。今回の行程は、初日にスーパー赤蜘蛛を5Pまで登って大テラスビバーク、二日目に残りの5Pを登って下山という予定だった。ヨセミテを見据えた訓練も兼ねていたのでtakaが30Lザックの他は、ペコマが70Lホールバッグ、ちっぺが30Lホールバッグという装備だった。序盤から他の登山者たちにごぼう抜きにされる3人。大丈夫かチームフリー!?


03.JPG初日の天気は最高だった。「やっと刃渡りか〜」と息も絶え絶えな3人。これで気付いたけど、ホールバッグは黒戸尾根のような長い登山には全く向かないザックだ。ホールバッグだけで数キロある上背負い心地も悪いし重心がぶれる。・・って当たり前だよ!山をなめすぎ!!


04.JPGそんなこんなで、行動開始から6時間後の午前11時、やっと八合目にたどり着いた。ここからAフランケへの踏み跡をたどって取り付きまで行く。噂通り、テープやFIXロープなどが整備されていてアプローチは明瞭だった。でも思ったより遠かった。八合目から2時間ほどかかってやっとAフランケに到着!



05.JPGここが取り付きだ。左の側壁も迫力満点!すでに脱水と疲労でへとへとだけど、ついに登攀開始だ!!テンション鰻!!!



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