北アルプス最終日。
いよいよ日本第3位の標高を誇る奥穂高岳や、
氷壁の舞台となった前穂、涸沢岳など
北アルプスの中心地ともいえる連峰の中へ突入する。
大キレットは終わったため、一番の難所は過ぎたかに見えるが
涸沢岳手前など、まだ危険な場所は残っている。
遠く見える槍がつい昨日まで居た場所とは思えないほど、
この2日間で沢山の冒険をしてきた。
ラストを締めくくる山行には一体どんな冒険が待っているのだろう。
写真:涸沢の大雪渓と前穂高岳。山頂から8峰までのピーク全てがくっきりと追える。