でたー!でかい!
丸い!そしてなんか立ってる!これでスーパーランナウトは無理だよ〜
岩の基部につくと左へトラバース。だよね〜。ここで先行の4人パーティと合流する。アプローチも気を抜いたらころりんだから注意!
更にその先に2人組、そして岩にも取り付いている人が見えてきた。先行は4、5パーティは居そう。うへえ。なんという人気ルート!今日水曜日だよ!
眺めは最高!!Lost Lakeも見える。
とりあえずかなり足の遅い先行4人パーティを抜き、取り付きで2人組にも追いついた。彼らは荷物をひろげて登攀準備の真っ最中だが、私たちはすでにハーネスを履いており荷物もサブザックひとつにまとまっている。
やるべきことは・・じゃんけんのみ!!
「さいしょはグー!じゃんけんぽん!!」
「Yeahhhhh!!!!」「Uwaaaaaan」
と騒いでいると、2人組の男性が
「お前らそれでリード決めるのかよ!おもしれえなイエローモンキーHAHAHA!」と食いついてきた。
勝ったのはちっぺ!
小ハングまで一気に登ったら、ハング下のクラックにプロテクションを決めてクライムダウン。
ラインはハングの左はしをかすめるように上がっていくので、トラバースだ。
ハング直下はつるつるで立っていてランナウトトラバースはかなりこわい。
好きな所までおりてトラバースすればいいと思うが、かなり下まで降りた方が簡単みたい。
このピッチはダブルロープで登ろう!
※写真はダブルで登っているように見えるが、実はシングル+バックロープで登っている。食いつきのいい2人組に「なんでダブルにしないの?」と茶化された。最後の気持ちのいい巨大フレークの登りはロープドラッグとの戦いで、ワイドさながらの奮闘的なクライミングとなった。
60mロープなら、本来の1P目終了点をこえて巨大フレークのてっぺんまで伸ばせる。
そして続く2P目もちっぺの勝ち!気持ちよくランナウトしながらの左へ右へのトラバース。
ダイクが縦横無尽に走る広大なスラブで、ボルトは2、3個しかないのでともするとあらぬ方向へ登ってしまう。慎重にルーファイ。