ノーズ登攀開始!
ホールバッグを懸垂ラインの下に置いて準備完了。
7時40分頃、ついにクライミング開始!高まる〜!!
今回は日ごとにリード固定で登ることにした。もろもろ考え経験した結果、たぶんそれが一番効率がいいという結論に達した。
day0の1〜4Pがちっぺ、day1の5〜14Pがペコマ、day2の15〜24Pがまっちゃん、day3の25〜31Pがちっぺという予定で、この通りいけば担当リードはちっぺ11P、ペコマ10P、まっちゃん10P。だいたい均等に振り分けた。
また、オーダーは荷物が重い前半に男性陣、後半に女性という戦略で、3年前にday1の半分をリードしているペコマが同じパートを担当することでスピードアップを計ろうという作戦だ。
ヨセミテに着いた日から気づいてはいたが、この日も太陽が当たり始めるととても暑くなった。最初の4Pはピトンスカーが多くメトリウスのオフセットカムを多用してのエイドになった。
この日、同時にday0のルート工作をしていたパーティは私たちの前に2パーティ居た。
先頭が”ロンドン”くん(※ロンドンは名前)たち男子2人組、2番手がハワイから来た男女ペア(以下ハワイアンズ)だった。明日からの3日間、一緒に過ごすことになるのかな?
適度に離れていたこともあってか順番待ちなどもなく、13時半ころリード終了。
ちっぺは2P目終了点で虫除けの顔網を落としてしまった!!けど、このノーズ登攀1+3日間を通してちっぺの落とし物はこれだけだった。(ただ、6月は蚊が多くて致命的なので顔網はあとで買った)
ちなみにまっちゃんの落とし物はリップ(これも結構致命的?)、ぺこまの落とし物は柿ピーだけ(落とした時は「KAKIPEEEE!」とさけんだ)。
まずちっぺのみ、ロープ3本を連結した懸垂下降で地上まで降りた。ロープとホールバッグをつなぐ作業をする。Sickle Ledgeにはペコマとまっちゃんの2人が残って荷揚げを担当する。それとちっぺの任務はもうひとつあって、ダクトテープでホールバッグに「AOONI」と描いた。これでばっちり!
ちっぺの準備完了コールを待つ2人。暑いよね〜
荷物の重さは40kg弱くらいになっていただろうか。day2まではスペースホーリングが断然効率的だった。
無事荷揚げを完了して2人が降りてきたのは16時くらい。車に残していたポカリは熱い車内でけっこうな熱さのホットポカリになっており、脱水状態の2人に持って行ったもののとても不評だった。
明日からひとり1.5Lでホントに足りるかな?といろいろ不安要素が残る。
さあ、今日はもう帰ってビールを呑んで、はやく寝よう!