森林限界の上は天国
ジャンダルムから太陽が昇ります。
こりゃあ凄いや。
ここからが核心部。
まずはちょっとした岩稜を登ります。岩を避けて雪面のトラバースもできそうだけど確保もされてないから尾根を忠実に登りました。
クライミングの要素はほとんど無し。阿弥陀北稜の岩場なんかよりも簡単。
その後は傾斜が緩み、切れ落ちたナイフリッジを通過。
日が当たって緩んだ右側は大腿まで埋まる。
ミニ雪庇なんかをまたぎながらナイフリッジ上に自分たちだけのトレースを刻んでいく快感。
1時間ほどでナイフリッジゾーンを通過し、涸沢岳に向けての300mの登り。
正面から見ると恐ろしげな岩壁に見えるが、実際にとりつくと何て事の無い斜面。
左側には滝谷が大迫力!
今日のようなコンディションなら僕にもトライできるか?このコンディションの間に抜けきるスピードが重要だろうな。