がしがし攀じれ!!
はじめはちょっと薮っぽいけど、思っていたよりは全然快適。傾斜があるので雪渓がぐんぐん下になっていく!
はじめの枝尾根上もずっと薮の中ではなく、ところどころ開けていて展望が楽しめる。
途中から岩が多くなって露出感も増してきた。つねに傾斜があってダラダラするところがないので楽しい!
少々悪い所ではロープを出して、TANIにトップを行ってもらった。隊長かっこいい!
ジムでは5.10台後半も登れるようになっている彼女。ここでの登りも危なげなくサクサクだ。右のルンゼもそろそろ終わり、メインの尾根上がもうすぐそこだ!
メイン尾根との合流点、ルンゼ上部の岩棚は前評判通りの悪さだった。恐らくルート上の核心部となるだろう。不安定なガレとやや脆いスラブを攻略し、TANIがリードで通過!さあ、気持ちのいい岩稜歩きのはじまりだ。
緊張のリードを無事終えてほっと一息。山は楽しいなー!
八ツ峰を目線の高さでこんな風に見られるのもこのルートのいいところ。かっこいい!
針ノ木も綺麗に見えている。ちょうど5年前に縦走した後立山連峰の眺望は懐かしい気持ちを呼び起こしてくれる。
Ⅰ峰には15時半頃到着。地形図から、Ⅱ峰と主峰のコルがビバーク適地なのではと考えていたので、このまま順調に行けば十分辿りつけそうだ。