今年の目標は高難度マルチピッチ。
ヨセミテの教訓を得て、登るスピード、長い登攀時間に耐える精神力、クライミング能力、プロテクション能力、何もかもがイケてないことを思い知ったわたしたち。とりあえずいっぱい登ることにした。日本のマルチはどれも短いので、某トップクライマーらのトレーニング法のまねをして継続登攀。まずは入門ルートから挑戦だ!
とりあえず瑞牆のマルチを片っ端から登る事にした。質そして量。今回は今期一発目ということで、前からやりたかった十一面岩左岩壁の「山河微笑」(5.10a,4P)に「錦秋カナトコ」(5.10a,5P)をくっつけて登ることにした。朝4時起床、4時半出発でアプローチ開始!
末端壁を通り過ぎ、ついに正面壁が見えてきた!十一面岩正面壁は2008年のベルジュエール以来。足場の悪い沢のつめで、GWの足の捻挫が治っていないpecomaはヒヤヒヤしていた。
準備を整え、6時半登攀開始!pecomaが右足ジャム不可能とのことなので、クラック主体のピッチはchippeがリードすることとし、ひとまず奇数ピッチchippe、偶数ピッチpecomaのつるべで登る事にした。1ピッチ目はきれいな花崗岩というよりぴりっと山壁風味だった。
1P目終了点。気温は6月下旬にしては低め、湿度もさほど高くない。昨日まで雨が降っていたが岩は乾いていた。しかし今日18時には雨が降り出す予報だ。降られる前に継続終えられるかな!?
久しぶりのマルチでテンション上がってついつい・・落ちてた岩で童心にかえって落書き☆!
2P目はpecomaのリード。5.7のながーいチムニー!うひょー!
モアイさん「花崗岩ってたのしいねー」
シロクマさん「ミズガキはホントいいとこだねー」