ついに今年も山が最も美しくなる季節がやってきた！大学に戻って来た私たちの今期の目標は「後輩指導」という名目の「基礎からの学び直し」。氷や冬壁に挑み自分たちの能力を最大限活かすためには、冬山における基礎力をもう一度見つめ直して固め直す必要がある。そのことに気付いたのが先シーズンのひとつの収穫だった。人に教えるということは、通常の数倍の深さの理解が必要になる。人に教える事で教えられることもある。ということで、今シーズン冬山はじめは後輩を連れ立山に入ることになった。

今回の合宿参加者は総勢７名！はりきって１０人乗りハイエースをレンタルすることにした。前日の夜に装備チェックなどをし、11月23日の朝４時に集合！

ハイエースは山屋さん、ガイドさんにも人気の高い車種だ。私たちははじめて運転したが、はやり広くて快適だった。狭い山道などでなければそれほど運転も難しくなかった。テント泊冬山装備を乗せ、７名が乗ってもゆったり快適！ただ、坂道になるとちょっとした傾斜でもすぐ登れなくなった。。

青空の中扇沢には８時頃到着。しかし普通タイヤは最後の最後で滑りまくってヒヤヒヤ！結局有料駐車場まで登る事が出来ず、手前の洞門の中に路駐した。ついに入山だ！

合宿メンバーはchippe、pecoma、おなじみi藤先生に加え、看護学院の１年生が１名、医大の２年生が３名だ。学生はみな冬山経験あり、アルペンルートは初だという。私たちもこの時期の立山ははじめてだ。ライブカメラは真っ白だった。どんな景色が待っているかな！？

ここ１週間続いた悪天候あけ、好天の週末とあって、アルペンルートはスキーヤー、スノーボーダーで大混雑だった！私たちも今回はスキーを持って入山。スキーも今シーズン初だ。山靴とスキー靴両方持っての入山だが、重い荷物でうまく新雪を滑れるだろうか？？

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